こんにちは。@hrtr149です。
先日、Adobe Creative Cloud アプリケーションを「CC 2015」に、バージョンアップしたのですが、どうもPhotoshopの移動ツールの挙動が変わっていて、困りました。
普段、移動ツールはコマンドキーを押しながら使うことが多いのですが、一つのレイヤーや部品だけを移動したいのに、グループ全体が移動されてしまう状態でした。
ツールパネルから、移動ツールを選択して使用するとレイヤー単体を移動できるのですが、作業効率がものすごく悪い。
設定の変更で、元どおりになりましたので、困っている人がいれば参考までに。
不具合の発生状態
Photoshop のこれまでのほとんどのバージョンで、どのツールを選択しているかを問わず、コマンドキーを押している間は「移動ツール」になります。
レイアウトを作ったりする場合、文字ツールや選択ツール、シェイプツールなどを使いながら、オブジェクトの位置を調整する場合など、すごく重宝します。
CC 2015では、移動ツールの初期状態が、「グループを自動選択」するようになっていたため、一つのレイヤーを動かせない事態が発生したようです。
移動ツールを選択して、設定を変更するだけ
ウィンドウの左上部に、今選択しているツールの設定が表示される場合があります。移動ツールの場合、うちの環境では、初期状態で下記の画像のように、「自動選択:なし」「プルダウン:グループ」となっていました。
これを、「自動選択:チェック」「プルダウン:レイヤー」としておけば、レイヤー単体で移動できるようになります。
これでかなり作業効率が戻ってきました!
まとめ:テクニカルな情報だけでなく、設定も大事。
設定については、使いやすさって人それぞれだと思いますし、自分の使い方に合わせて設定できるのが、アプリケーションのいいところですよね。
長く使っている人ほど、今までの習慣を頼りにしてしまいがちかもしれません。
今回のケースとはちょっと違いますが、新しい機能などは、積極的に試していきたいですね。
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