先日、iPhone用のGmail Appが公開されたということでしたが、バグなどの影響で一時的に削除されていたようです。修正版が再び登場したということで、早速インストールして使ってみました。
起動すると、アカウント名とパスワードを入力するいつものGmailの画面。残念ながらマルチアカウントには対応していないようですね。
受信トレイの画面は、最近のGoogleの傾向のグレーの基本としたデザインで、表示もそこそこ見やすい感じ。表示も早く快適です。(Wi-Fi接続で実施)
左上にある「メニュー」をタップすると、ラベル名の一覧と未読件数が表示されていて、とても見やすいです。100件以上未読があるものは「99+」と表示されているようです。
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通知センターで受信トレイの未読数をバッジ表示
もちろん通知センターで通知の設定をすることができます。「Appアイコンバッジ表示:オン」だと、「受信トレイの未読件数」がホーム画面上のアイコンに表示されるようです。
検索機能が便利
検索機能もついているので、これまでiPhoneデフォルトのメールAppを使っての運用に比べて、格段に便利になります。通常のGmailと同様、検索には「is:unread」や「from:XXXXX」などの検索条件が指定できます。
よく使う検索条件は、「辞書登録」などを併用して便利に活用できそうです。
ブラウザで指定したデフォルトアカウントでの送信
僕は、仕事で使うメールアドレスをデフォルトアカウントに指定しているので、Gmailから送信する場合は、自動的に会社ドメインのメールアドレスから送信されています。この設定はそのまま有効になるようです。iPhoneのSafariなどから利用する場合のモバイル版の動作と同様ですね。
ブラウザでの送信の場合は、送信アカウントをプルダウンメニューで切り替えができるのですが、このGmail Appではできないみたいです。
ブラウザ上で送信の際の設定を変更できるので、それに対応した送信になるようです。ただし、「受信したメールアドレスから送信」については機能していないようでした。
標準メールAppでは、Gmailのアカウントからしか送信できなかったので、僕の場合はSafariからGmailを使っていましたが、今後はこのGmail Appでかなり便利に運用できそうです。
要望としてはアカウント切り替え
軽く使ってみて感じるのは、送信アカウントの切り替えができればもっと便利かなという感じでした。とはいえ、モバイルでそこまで多様な使い方をすることはまれですし、割り切って使えば問題ないです。
その他については特に悪い部分もなく通常のGmail モバイル版と同様に使えると感じました。