東北地方は、平年よりも約1週間ほど早く梅雨入りということで、しばらくジメジメした気候になりそうですが、ギリギリ梅雨前に行ってまいりました!リニューアルオープンしたばかりの「クラゲドリーム館」。
加茂水族館は、クラゲの展示数では世界一 の水族館として有名になり、テレビでも特集されていたので、ご存知の方も多いかと思います。今年2014年6月1日に新加茂水族館としてリニューアルオープンしました。
※個人的な事情により館内の画像は少ないです。ごめんなさい。
このページの概要
山形県庄内地方の生物を中心とした展示
一般展示では、地元の自然環境をテーマにした展示が中心となっていました。入口のゲートをくぐった後は、渓流の淡水魚から始まり、上流部〜中流部〜下流部という流れで海の魚へ続いていきます。
元々は庄内地方には生息していなかったけど定着した魚などの説明パネルもありました。※外来生物ではなく、日本の固有種だけど、他地方から移植されたものなど。
最近のメジャーな都市型の水族館と比べたら、魚を中心とした展示は、それほど多くはありません。また、水槽も大型のものは少なく、地域の環境を案内するという展示数になっています。とは言え、加茂水族館の魅力のメインはそこじゃないので、お魚をたくさん見たいという方は、違う所に行くのがよろしいかと。
クラネタリウムと名付けられたクラゲ展示コーナー
ここからがクラゲドリーム館の本領発揮!クラゲ展示ゾーンです。日本近海でよく見られるものから、世界的にも展示が珍しいクラゲ、また育成の展示など、さすが世界一の展示と感じさせるものでした。
来館前は、もっとエンターテインメント的というか、幻想的な空間創りをしているのかと思っていましたが、かなり学習要素を基本にした構成になっているように感じました。
いくつか、大型の水槽に大型のクラゲを展示しているスペースがありましたが、ライトアップも考えられていて、そのエリアはとても幻想的でした。記念撮影スポットですね。※クラゲプラネットというらしい。
学習展示では、クラゲの育成を、卵?からどういう形態になって、どのように成長するのかなどを分かりやすく展示していて、単に珍しいものを見せるだけではない、「もっとクラゲを知ってもらいたい」という気持ちが伝わってくるようでした。
こうして見ると、毒を持った生き物とは思えない愛嬌のある奴らだなぁと感じます。
動画でご紹介
写真でいくつかご紹介
他にもたくさんの種類が展示されています。
水族館には定番のアシカたちのショーも開催
写真はないのですが・・・。アシカのショーも見てきました。約15分くらいのショーで、2頭のアシカの演技を見ることができました。何年ぶりだろうか・・・。アシカたちもオープン直後なので、まだ慣れていないのかなぁ?と思われる部分もありましたが、十分楽しめます。
また人数制限はあるものの、アザラシにタッチできるイベントなども毎回開催されている模様。こちらは残念ながら、参加できずでした。
他には、「クラゲの給餌解説」や「ウミネコの餌付け」なども開催されているみたいです。一日に何度かあるみたいなので、これから行かれる方は、ぜひチェックですね!
ぜひともまた行ってみたいと思う、そしてクラゲにも興味が湧きます。
自宅の水槽などで、クラゲを飼育されている方もいると聞きますが、今回、加茂水族館「クラゲドリーム館」に行ってみて、その気持ちが少しわかりました。ぼけーーーっと見てても飽きないんですね。
ただただ漂っている。というクラゲを見ると、日常のストレスが軽減されていくようでした。
自分で飼育するとなると、いろいろ大変だと思うので、もう少し勉強してから・・・と思いますが、いつか飼育してみたいです。
クラゲドリーム館「鶴岡市立加茂水族館」はこちら
アクセスは、関東からだとちょっと遠いかもですね。仙台からだと、東北道>山形道>月山道>山形道というルートで、約3時間程度でした。最寄りのICは、「鶴岡IC」になりますね。高速道路を降りた後は、約15分です。曲がる交差点には看板も出ているので、迷わないと思います。
駐車場は混雑に要注意
平日の午後、という比較的混雑しない時間にもかかわらず、第一駐車場は満車でした。隣接する海水浴場が、海開き前ということで、停めさせていただくことができましたが、週末や夏休み期間などは、大変混雑することが予想されます。第二駐車場もあるようですが、歩くと結構遠いと思われます。
時期によってはシャトルバスの利用などが便利かも知れません。
“新”加茂水族館、混雑・渋滞に対応 駐車場確保、バス路線延長を検討 |山形新聞
何はともあれ、気になったら行ってみるといいです!面白いので。では、道中お気をつけて〜。